葬儀の形式

合同葬とは?概要やメリット・デメリット、注意点等の全てを紹介

更新日:

葬儀を考える上で、「合同葬」ってよく耳にしますよね?

「合同葬」ってそもそもなに?特徴を知りたい
「合同葬」の費用ってどうなの?
「合同葬」を選ぶ場合にどのように選べばいいかわからない

上記のような悩みをあなたはお持ちではないでしょうか。

「合同葬」にはしっかりとした意義やマナー、独特な特徴があります。

最低限のマナーや進め方を把握しておかないとトラブルや後悔の残る葬儀をしてしまう場合があります。

こちらの記事ではあなたがそのような思いをしないように、

概要からメリット・デメリット、マナーから進めるコツまでの「合同葬」の全てを記載します。

こちらの記事を読むことによって、「合同葬」という葬儀の形式を正確に把握でき、あなたが「合同葬」を選ぶ場合にはどのように進めれば良いのかがわかるようになります。

1. 合同葬の概要

こちらでは、合同葬の概要を説明します。

合同葬の意味や定義を紹介した後、流れや費用について解説していきます。

1-1. 合同葬とは2つ以上の団体や遺族が連名で行う葬儀という意味

合同葬とは、2つ以上の団体や遺族が合同で行う葬儀のことです。

合同葬の例としては、次のようなものが考えられます。

  • 社長が亡くなったとき、遺族と会社とが合同で葬儀を行う
  • グループ会社の会長が亡くなったとき、親会社と子会社が合同で葬儀を行う
  • たくさんの死者が出た事故があったとき、遺族らや過失のあった会社が合同で葬儀を行う

遺族と会社や団体が話し合い、合同葬とするか、個人葬とするか、社葬とするかなどを決めることになります。

次に、合同葬の実際の流れを紹介します。

通常のお葬式と比べ、どのような特徴があるかをみていきましょう。

1-2. 合同葬の具体的な流れ

代表的な例として、遺族と会社とが合同で葬儀を行う合同葬の流れをみていきましょう。

合同葬を行う際の、お葬式一連の流れは下記になります。

  1. 祭壇、遺影、棺の準備
  2. 納棺
  3. 通夜の準備•通夜
  4. 合同葬
  5. 火葬
  6. 収骨
  7. 還骨法要
  8. 精進落とし

以上のように、合同葬といえど、通常のお葬式と大まかな流れは変わりません。

また、合同葬の儀式の流れは下記になります。

  1. 僧侶入場
  2. 開式の辞
  3. 読経•引導
  4. 弔事
  5. 焼香
  6. 僧侶退場
  7. 閉式の辞

儀式の流れも、通常のお葬式と変わりません。

ただ、合同での葬儀ですので、遺族側が用意する弔辞者と、会社側が用意する弔辞者がおり、弔事の本数は多くなりがちです。

また、焼香の際に指名を受ける人数も、通常より多くなります。

遺族側と会社側、それぞれ指名焼香者がいるためです。

合同葬の流れは、通常のお葬式と大きく変わらないことを解説しました。

次に、気になる合同葬の費用についてみていきましょう。

1-3. 合同葬の全体費用は高めだが、折半内容によっては遺族の負担が軽くなる

合同葬の全体的な費用は、通常のお葬式よりも高くなる傾向があります。

通常のお葬式よりもぐっと会葬人数が増えるためです。

人数が多ければそれなりに大きな会場を借りなければなりませんし、祭壇もそれに伴って大きなものになります。

具体的には、300人規模の合同葬を行おうとすれば、400万円程度の費用をみておかなければなりません。

ただ、合同で葬儀を行うということは、費用を折半できるということです。

会社側と遺族側が相談し、それぞれがどの部分を負担するのか決める必要があります。

どのように折半するかは、それぞれの事情によります。

一般的には、棺や火葬費用など故人そのものに関わることは遺族側が負担し、

祭壇や設備費など演出のための費用は会社側が負担するというケースが多いといえるでしょう。

なお、当然のことながら、大事故の合同葬は加害者側が全額負担することがほとんどです。

ここまで、合同葬の概要として、その意味や流れ、費用についてみてきました。

次に、合同葬にはどのようなメリット・デメリットがあるかを解説していきます。

2. 関係者みんなで見送る合同葬のメリットとデメリット

こちらでは、合同葬のメリットとデメリットを挙げ、合同葬と相性の良い人について考えていきます。

2-1. 合同葬の3つのメリット

合同葬のメリットは、3つ挙げられます。それぞれみていきましょう。

合同葬の3つのメリットその1
個人葬と社葬をまとめてでき、時間的金銭的負担が軽くなる

合同葬をしない場合は、まず個人葬を先に済ませ、社葬を遺骨で行うのが一般的です。

合同葬なら、時間的にも金銭的にも効率がよいといえるでしょう。

合同葬の3つのメリットその2
遺族が会社側の人たちと交流できる

遺族は、会社にいるときの故人の顔をなかなか知ることができないものです。

しかし、合同葬の場では、会社側の人間が多く参列するため、故人の仕事の顔を垣間見ることができます。

なお、故人が築き上げた人との縁を死後もつないでいくため、遺族が会社側の人たちと交流することはとても大事です。

合同葬は、コミュニケーションのための貴重な機会となります。

合同葬の3つのメリットその3
税制上、メリットが大きい

社葬を行う場合、お香典をもらえばそれは課税対象となります。

しかし、合同葬なら、遺族がお香典をもらうことができ、原則的には課税対象となりません。

いいことづくめのように見えますが、合同葬にはデメリットもあります。

2-2. 合同葬の3つのデメリット

合同葬のデメリットは、下記の3つが挙げられます。

合同葬の3つのデメリットその1
儀式の時間が長めになる

弔辞者や焼香者が多くなるため、通常のお葬式よりも儀式の時間が長くなりがちです。

通常のお葬式は1時間程度で終了しますが、合同葬の場合は、1時間半から2時間にも及びます。

合同葬の3つのデメリットその2
準備期間が短い

合同葬は、通常のお葬式と同じタイミングで行います。

つまり、数日のうちに招待状を送り、弔辞者を決め、もてなしの体勢を整えなければなりません。

家族が個人葬を済ませてから行う社葬とは、準備期間がまるで違います。

合同葬の3つのデメリットその3
遺族がお別れに集中できない可能性がある

遺族側は、あまり交流のなかった会社側の人間にもあいさつし、もてなしに気を配らなければなりません。

たった一度のお別れなのに、故人と向き合う時間が足りなくなってしまう可能性があります。

メリットとデメリットを踏まえて、合同葬と相性の良い人について考えていきましょう。

2-3. 合同葬と相性の良い人は、故人の死後も繋がりを大事にしたい人

下記のいずれかに当てはまると感じる人なら、合同葬を検討しましょう。

  • 経営者だった故人の交流が広く、個人葬ではお金がかかりすぎると悩む遺族
  • 故人の死後も会社側とつながりを保って行きたい遺族
  • 社葬にかかる費用と時間を負担に感じる会社
  • 会社側の参列者リストを1日で用意できるか、すでに用意している会社

一方、下記のいずれかに当てはまるなら、合同葬については慎重になったほうがいいでしょう。

  • 故人とのお別れに集中したい遺族
  • 長い儀式は体力的につらい遺族
  • 参列者リストを作るのに時間がかかりそうな会社

ここまで、合同葬のメリットやデメリット、相性のいい人についてみてきました。

次に、合同葬を選ぶコツをお伝えします。

3.合同葬を選ぶ際の注意点・コツ

こちらの記事では合同葬を選ぶ際の注意点・コツを紹介します。

3-1.合同葬の費用は葬儀社の言い値で決まる

葬儀社や葬儀会場を会社に一任する社葬とは異なり、合同葬に関しては遺族側も葬儀社や会場を考える必要があります。

他の葬儀の形式も同じことは言えますが、特に合同葬の費用は葬儀社の言い値で決まってしまいます。

理由としては合同葬を行える葬儀社が限られており、価格競争が起こりにくいためです。

一般葬や家族葬、直葬等は「シンプルなお葬式」や「小さなお葬式」のように定額サービスが全国に普及しており、

葬儀費用の相場は決まりつつありますが、合同葬はまだまだ葬儀社の言い値によって決まります。

対処法としては紹介されたり、自分が知っているという理由だけで決定せず複数の葬儀社を比較することです。

3-2.合同葬を選ぶ際は必ず複数の葬儀社を比較

葬儀社の言い値で費用が決まってしまう合同葬は、全く同じ内容でも葬儀社によっては100万円単位で差額が発生することがありえます。

元葬儀人の私も数多くそのような現場を見てきました。

必ず複数の葬儀社を比較して納得した状態で、どの葬儀社に依頼するかは決定しましょう。

葬儀社の比較対象を増やす方法としておすすめできるのが、「葬儀レビ」になります。

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では実際に合同葬に関わる際のマナーを紹介します。

4. 合同葬を開く、参列する、参列しない立場でのマナー

合同葬には、通常のお葬式とは少し違うマナーが存在します。

下記の3つの立場に分けて、合同葬のマナーをみていきましょう。

  • 合同葬を開く立場
  • 合同葬に参列する立場
  • 合同葬に参列しない立場

4-1. 合同葬を開く立場の4つのマナー

合同葬を開く上では、次の4つに気をつけましょう。

告知:告知状は喪主と会社側の代表が連名で出します。合同葬であることをはっきりと打ち出しましょう。

お香典:お香典や供花を辞退したい場合は、告知状にはっきり記載しましょう。

役割分担:遺族側の参列者には遺族が対応、会社側の参列者には会社が対応と、役割分担をはっきりさせておきましょう。参列者を迷わせてはなりません。

服装:遺族は喪服、会社側も基本的には喪服で対応します。ただ、会社側でも手伝いに徹する女子などは、動きやすい黒いパンツスーツでも構わないでしょう。

4-2. 合同葬に参列する場合の4つのマナー

合同葬に参列するときには、次の4つに気をつけましょう。

お香典:受付を間違えないようにしましょう。遺族側、会社側で受付がわかれている場合がほとんどです。

喪服を着る:通常のお葬式と同じように、喪服を着ましょう。

お悔やみ:会社側の会葬者も、機会があれば遺族に直接お悔やみを告げ、生前故人とはどのような関係だったかを簡潔に説明しましょう。

お手洗い:会葬時間が長くなる恐れがあるため、途中で席を立つことのないよう、式前にお手洗いを済ませておきます。

4-3. 合同葬に参列しない場合の3つのマナー

合同葬に参列しないとき、次の3つに気をつけましょう。

代理をたてる:会社側の会葬者として合同葬の招待を受けたときには、会葬できなくとも代理をたてるのがマナーです。代理人は、なるべく自分と役職の近い人とします。

お香典:代理人が出席するときには、自分の名刺を持って行ってもらい、お香典と一緒に出してもらいます。名刺は、左下部分を折ります。

弔問・お悔やみ:弔問やお悔やみは、合同葬が終わるまで差し控えましょう。

5.まとめ

以上大きく下記4点を紹介して参りました。

  1. 合同葬の概要
  2. 合同葬のメリット・デメリット
  3. 合同葬を選ぶ際のコツ・注意点
  4. 合同葬のマナー

繰り返しになってしまいますが、

下記のような人たちに相性がよいです。

  • 経営者だった故人の交流が広く、個人葬ではお金がかかりすぎると悩む遺族
  • 故人の死後も会社側とつながりを保って行きたい遺族
  • 社葬にかかる費用と時間を負担に感じる会社
  • 会社側の参列者リストを1日で用意できるか、すでに用意している会社
なお、合同葬は葬儀社の言い値で費用が決まってしまうために「葬儀レビ」等で必ず複数の葬儀社を比較するようにしましょう。

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