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お葬式の準備を進めている中で葬儀レビの利用を検討している方も多いと思います。
また「葬儀社を探すなら葬儀レビがオススメ」と紹介されているサイトが年々増えてます。
そんな葬儀レビに関して下記のようなお悩みをお持ちの方も多いと思います。
実は高額や追加費用がかかる不透明な費用形態が原因で、葬儀業界ではおおくのトラブルが発生し、国民生活センターに年間2,000件以上の相談が寄せられております。
いきなり結論になってしまいますが、このようにトラブルが多い葬儀業界において、満足のいく葬儀をあげるためには葬儀レビは必要不可欠であると言えます。
こちらの記事ではそんな葬儀レビに関する下記について記載しております。
記事を読み終わる頃には葬儀レビの全てがわかるだけでなく、後悔のない終活・葬儀ができるようになりますので是非参考にしてみてください。
1.「葬儀レビ」の概要
葬儀レビを理解するため、下記3つに沿って紹介していきます。
3つの特徴
- 運営会社
- サービスモデル
- 葬儀業界の現状
- その他サイトとの比較
ではそれぞれみていきましょう。
葬儀レビの運営会社は「みんれび」
「シンプルなお葬式」は東京都品川区にある株式会社みんれびという会社が提供するサービスです。
ご存じない方もいますが、10億円の調達の成功したり、Amazonで購入できる「お坊さん便」のサービス等でも話題なったりと、下記のようにメディアに取り上げられている注目の会社になります。
取り上げたメディア
- TechCrunch:「お坊さん便」運営のみんれびが10億円調達、仏事にまつわる情報の透明化を目指す
- SankeiBiz:ネット葬儀のみんれび VCなどから計10億円調達
- 日経ビジネス:仏教会騒然のアマゾン「お坊さん便」
2009年の設立なのでとても若い企業ですが、アマゾンやグーグル、ヤフー等の主要取引先からもしっかりとした会社であるとわかります。
株式会社みんれび
そんな「みんれび」が展開する葬儀レビとはどのようなサービスなのでしょうか?
葬儀レビは複数の葬儀社の見積もりが一括で手に入るサービス
葬儀レビを利用すると、全国にある葬儀社の見積もりを手に入れることができます。
うまくイメージも湧きにくいと思いますので、まずは下記図をみてください。
簡単に説明しますと、葬儀社と利用者を仲介しているサービスです。
間違える方も多いですが葬儀レビは葬儀社ではございません。
では、なぜこのようなサービスを行なっているのでしょうか?
理由はいたってシンプルで、売上をあげる(=儲ける)ためです。
葬儀レビは、葬儀社に利用者を紹介するたびに、紹介料として報酬をもらっています。
ビジネスモデルの流れを簡単に記載してみます。
引越し一括見積もりのビジネスモデル
- 利用者が、葬儀社一括見積もり(葬儀レビ)に申し込む
- 葬儀レビが、利用者の情報を、全国の葬儀社に送る
- 葬儀レビは、情報料として引越業者から報酬を払う
では、なぜこのようなサービスが注目を浴び、オススメできるのでしょうか?
葬儀業界の現状を踏まえて説明いたします。
高額で不透明な費用が問題な葬儀業界
葬儀の費用は不透明なものが多く、「最初の見積もりと請求額がおおきく異なった!」と良く耳にします。
上場もしている葬儀業界大手企業の鎌倉新書によると、75.8%の方が葬儀の準備を進める上で費用面で不安を感じてます。
このような葬儀業界ですが、もちろん葬儀社とのトラブルも多く発生しており、年間700件以上も国民生活センターに寄せられ注意喚起されております。
ではどのように対処すれば満足のいく葬儀をあげることができるのでしょうか。
答えは複数の葬儀社の比較をすることです。
意外?と思った方も多いかと思いますが、公正取引委員会も正式におすすめしております。
※公正取引委員会によるとを葬儀社を複数比較しないで、後悔が残った人が80%以上もいるとのデータも発表されています。
逆に言うとこの方法しか2021年2月時点での対応策はございません。
この複数の葬儀社の比較一番適しているのが葬儀レビのような葬儀一括見積もりサイトになります。
葬儀レビ公式ページ
では葬儀レビは他の葬儀一括見積りと比べてどうなのかも気になりますよね。
1-2.葬儀一括見積りサイトの比較
サービス名 | 運営会社 | サービス開始 | 葬儀社数 | 実績 | 入力時間 | 対応時間 |
---|---|---|---|---|---|---|
葬儀レビ | 株式会社みんれび | 2009年1月 | 500社以上 | 年間4,800 | 30秒 | 24時間365日 |
いい葬儀 | 株式会社鎌倉新書 | 1999年10月 | 500社以上 | 年間約3,000 | 30秒 | 24時間365日 |
価格.com 葬儀 | 株式会社カカクコム | 2004年10月 | 非公開 | 非公開 | 3分 | 24時間365日 |
葬儀社比較ネット | 株式会社ニジモ | 2009年10月 | 17社 | 非公開 | 1分 | 非公開 |
サガソーギ | そうぎの窓口株式会社 | 2015年5月 | 1,500社以上 | 非公開 | 1分 | 平日:9時ー18時 |
※2021年2月時点
上記表だけみてもわかると思いますが、葬儀レビは日本の一括見積もりサービスの中で、運営会社・提携葬儀社数・実績・サポートの面で優良であり、一番オススメなサービスと言えます。
ここまで葬儀レビに関わる細かな情報をお伝えしました。
少しお伝えしすぎたので、下記に簡潔にまとめさせて頂きます。
葬儀レビの特徴
- 運営会社は「みんれび」で信用できる会社
- 複数の葬儀社の見積もりを一括で入手できる一括見積もりサービス
- 葬儀のトラブルに巻き込まれないために必要不可欠なサービス
- 一括見積もりサービスの中でも優良で一番おすすめができる
葬儀レビ公式ページ
こんな葬儀レビですが実際に利用した人の口コミも気になりますよね。
では次に葬儀レビを利用したリアルな口コミや評判をみていきましょう。
2.「葬儀レビ」の評判・口コミ
利用者の素直な意見を把握したいため、こちらの記事で参考とするのは、利用者が直接感想を記入できる下記の口コミサイトとします。
参考にした口コミサイト
- みん評
- クチコミュニティ
- 価格.com
ではそれぞれの口コミをみていきましょう。
2-1.葬儀レビの口コミ
気軽に葬儀の見積りを出せる・葬儀の準備を進められえる
葬式を出すにあたって葬儀レビを利用して最適な葬儀社を探すことにしました。
葬儀レビでは幸いなことに素晴らしい葬儀社さんを紹介してもらうことができました。
口コミを見ていると良くない業者にあたったという人も少なからずいるようですが、やはりこれだけ多くの葬儀社が登録されている葬儀レビですのである程度はそんな良くない業者が混じっている可能性はあるかもしれません。
葬式というものは結婚式もそうだと思うのですが、一生のうちに何度も出すものではないんですね。
また、複数葬式を出すにしても全く同じ業者をまた利用するということはおそらくないと思います。そのため、葬式についての知識というものもなかなか蓄積できないというのが現状ではないでしょうか。
葬儀レビは用語集や費用の相場についての項目もあり、啓蒙活動も盛んなので、今すぐ葬式を出す予定がないという人も一度覗いておいて損はないと思います。
紹介された葬儀社が悪かった
他の人も書かれていますが、葬儀レビに登録されている葬儀社についてはピンキリです。
ほとんどの人もそうだとは思うのですが、葬式でなぜここまでの費用が必要なのか、何のお金なのか、相場について詳しく知っているという人はいないと思うんですね。
私もよくわからないままとにかく近場の葬儀社さんを葬儀レビで見つけたので相談したのですが、本当によくわからないまま葬式が始まり、よくわからないまま費用を支払って・・・という状態でした。
実はこの「よくわからない」というのが一番葬式では危険なのではないか、と思った次第です。
葬儀レビに登録されている業者さんがすべてそうではないと思いますが、中にはコチラ側の無知さにつけこんで大金を請求するようなところもあるかもしれません。
葬儀レビは一社だけでなく、4つの葬儀社を紹介していたので、しっかり比較すればいいと後悔したのを覚えてます。
全国すべての葬儀社が見積り対象ではない
葬儀レビの良いところは、他の人も書いている通り複数の業者の情報が一括して手に入るという点。
こういうところって「相見積もり」ってなかなか言いづらいものだけど、葬儀レビなら金額の相場などもすぐに調べることができるので、価格が適正かそうでないかという点も短い時間で判断ができる。
さらに、斎場についての情報も調べることができるので、とにかく細かい情報が必要な場合には役立つサイトと思う。
難点としては、必ずしも自分の住んでいる地域の必要な情報が手に入るとは限らない、という点。
こればかりは総合情報サイトの宿命といえる部分かもしれないけれど。
手軽に短時間で利用できた
葬儀を出す先をインターネットで探すことについてはいささか抵抗もありましたが、実際にさがしてみるとかなり手軽に見つけることができ助かりました。
葬儀というのは、何日もかけてやるものではないかわりに、どこにお願いするのかを見つける時間というのもかなり限られています。
その点、地域や自身のニーズから葬儀社を探すことができる葬儀レビは、短時間で葬儀を出したいところを探すという点で考えるとかなり最適なサイトと思います。
検索もしやすく、検索で見つけることができる葬儀社さんの情報についても優秀なところが多いので、基本的にどこにお願いしてもある一定のクオリティは保証されていると思います。
また、料金的な面についても最初にこちらで予算を決めておくことができますので、追加料金がかからないという点ではとても助かりますね。
もう少し見やすいサイト構成であればさらに良かったと思いますが、この点以外は特に気になることがないほど優秀なサイトではないでしょうか。
ここまで葬儀レビの口コミ・評判を紹介してきました。
今までの内容を元に葬儀レビのメリット・デメリットを下記にまとめさせて頂きます。
葬儀レビ公式ページ
3.「葬儀レビ」のメリット(特徴)・デメリット(注意点)
ではまず、みなさん気になるであろう葬儀レビのデメリットをみていきましょう
2つのデメリット
- 紹介される葬儀社が全国の全てが対象とは限らない
- 紹介される葬儀社が全て優良であるとは限らない
ではそれぞれを説明していきます。
デメリット1:紹介される葬儀社が全国全てが対象とは限らない
「葬儀レビ」は独自のプランをもって、独自の営業方法で葬儀社と提携します。
もちろん、日本の全ての葬儀社と提携はできません。
これは正直どうしようもないことです。あの有名な食べログやぐるなびも全ての飲食店と提携できている訳ではございません。
対処法としましては、万が一あなたにとって最適な葬儀社を見落とさないために、葬儀の定額サービスとの併用をおすすめします。
具体的な対処法は第4章の「葬儀レビを利用する際のコツ」で説明します。
デメリット2:紹介される葬儀社が全て優良とは限らない
「葬儀レビ」はあなたと葬儀社をつなぐ仲介サービスで、斎場ももっているわけでもなく、葬儀社でもありません。
葬儀社を厳選している信頼できるサイトだとしても、全ての葬儀社の質を担保はできません。
対処法としては、優良なものかを自分で判断することになります。
下の記事で優良な葬儀社の見分け方を紹介しておりますので是非参考にしてください。
業界人が教える家族葬における葬儀社の後悔させない選び方
上記のような理由だけで、日本に7,000以上ある葬儀社の中から家族葬を選んでしまうのは大きな間違いです。 家族葬は他の葬儀と比較し、費用面でとても透明性があり納得できる比較検討ができるのが特徴です。 ...
尚、例え理想な葬儀社が候補としてなくても自らお断りの連絡を入れる必要は一切ないのでご安心ください。
では続いてメリットもみてみましょう。
3つのデメリット
- 複数の葬儀社の候補を効率よくもらえる
- より良い、お得な葬儀社を見つけられる
- 厳選された質の良い葬儀社が多い
ではそれぞれをみていきましょう。
メリット1:複数の葬儀社の候補を効率よくもらえる
葬儀の準備を効率よくおこなくことは大変重要になります。
公正取引委員会によると、葬儀の準備において時間的余裕がなく、葬儀社の比較ができないで80%以上の人が後悔しています。
たった1分、自分の要望を記入することで、複数の葬儀社の見積りがあげれることは、時間のない葬儀の準備においておおきなメリットと言えます。
ではどれくらい効率よく候補をあげられるのでしょうか?
下記に一括見積りサイトを利用する場合としない場合での、複数社から見積もりをもらえる流れをみていきましょう。
手順 | 一括見積りサイトを使用しない | 一括見積りサイトを使用する |
---|---|---|
1 | 自身の要望に合う葬儀社Aを探す | 自身の要望をサイト上に記入 |
2 | 葬儀社Aの見積りに必要な情報収集 | (サイト運営社と要望確認する場合もある) |
3 | 見積もりの依頼 | |
4 | 自身の要望に合う葬儀社Bを探す | |
5 | 葬儀社Bの見積りに必要な情報を収集 | |
6 | 見積りの依頼 |
また、下記のように整理できます。
一括見積もりサイトを使用しない | 一括見積りサイトを使用する | |
---|---|---|
手順の数 | 6 | 2 |
見積もり数 | 2社 | 平均5社 |
かかる時間 | 4-5時間 | 1分 |
時間の内葬儀の準備において効率よく葬儀社の候補を増やせるのは大きなメリットと言えます。
葬儀レビ公式ページ
メリット2:より良い、お得な葬儀社を見つけられる
冒頭でも散々お伝えしてきましたが、満足のいく葬儀社選びのコツはなるべく多くの葬儀社を比較することです。
そんな中複数の葬儀社の見積りを出してくれる「葬儀レビ」は最適なサービスです。
冒頭で説明した通りに、例え同じ要望で探していても、葬儀社の費用や内容は大きく異なります。
一括見積りサービスを使おうが使わまいが必ず複数の葬儀社の比較は行うようにしてください。
メリット3:厳選された質の良い葬儀社が多い
慣れない葬儀の準備の中で、数多くの葬儀社の中から、あなたの要望にあった優良な葬儀社を見つけるのは難しいです。
そんな葬儀社選びですが、「葬儀レビ」経由で紹介される葬儀社は質のよいものが多いといえます。
もちろん中には優良でないものも含まれてる可能性があるので気をつけください、
サイトを運営している会社は葬儀業界で名の知れている大手企業です。
その会社の信頼を守るため、あなたに紹介する葬儀社の選定を下記のように厳しくおこなっております。
ここまで葬儀レビのメリット・デメリットを紹介してきました。
時間や精神的に余裕のない葬儀の準備において、効率よく優良な葬儀社の候補をだせるだけでなく、葬儀の相場を把握する目的でも気軽に使えるメリットがあります。
ただ全ての葬儀社が対象でないこと、登録されている全ての葬儀社が優良でないことに注意が必要です。
葬儀レビ公式ページ
では最後に、上記のデメリットを加味した上で、葬儀レビを利用する際のコツを紹介します。
4.葬儀レビを利用し満足のいく葬儀をするコツ
こちらでは葬儀レビの特徴やデメリット、注意点を加味して、元葬儀人の私が考えた実際に利用する際のコツを紹介します。
下記の3つの流れに沿って行なえば、5分で納得できる葬儀社えらびができますのでご参考ください。
3つの流れ
- 葬儀レビを利用し検討する葬儀社を増やす
- 最適な葬儀社が抜けてないか定額サービスを併用する
- 検討している葬儀社が優良かを確認する
ではそれぞれを見ていきましょう。
流れ1:葬儀一括見積りを利用
自身で探して見積りを依頼するのもありですが、大変時間がかかってしまいます。
一括見積もりサイトを使用しない | 一括見積りサイトを使用する | |
---|---|---|
手順の数 | 6 | 2 |
見積もり数 | 2社 | 平均5社 |
かかる時間 | 4-5時間 | 1分 |
ここは楽をして「葬儀レビ」の一括見積りを利用するようにしましょう。
流れ2:見積もり内容を他のサービスでも確認
「葬儀レビ」のデメリットの一つとして、全国の葬儀社を把握していない場合がございます。
仮に見積もりの中で良い葬儀社があった場合でも、葬儀の定額サービスを利用して他に良い葬儀社がないかの確認をおすすめします。
実績や提携葬儀社数の観点より「シンプルなお葬式」や「小さなお葬式」等のポータルサイトから探せば問題はないでしょう。
※尚、2021年2月時点で定額サービスの中でも一番安い費用を提供しているのは「シンプルなお葬式」になります。
【利用者の評判・口コミ】よりそうのお葬式(旧シンプルなお葬式)の特徴を元葬儀人が徹底調査
※2018年4月に「シンプルなお葬式」は「よりそうのお葬式」に名前が変わりました。 お葬式の準備を進めていて、よりそうのお葬式(旧シンプルなお葬式)を候補の一つにしている方も多いと思います。 ただ、下 ...
流れ3:検討している葬儀社が優良かの確認
葬儀レビのデメリットのもう一つとして、提携している葬儀社全てが優良なものとは限りません。こちらは葬儀レビ以外の全てのサービスにも同じことが言えますが、どうしようもできません。
対象方法としては、下の記事で優良な葬儀社の見分け方を紹介しておりますので自分の目でしっかりと確認をすることです。
業界人が教える家族葬における葬儀社の後悔させない選び方
上記のような理由だけで、日本に7,000以上ある葬儀社の中から家族葬を選んでしまうのは大きな間違いです。 家族葬は他の葬儀と比較し、費用面でとても透明性があり納得できる比較検討ができるのが特徴です。 ...
5.まとめ
いかがでしたか?元葬儀人が「葬儀レビ」を実際に利用し、とことん調べた内容を紹介させていただきました。
筆者としては、多少のデメリットがあるとはいえ、それ以上のメリットがあるため基本的に利用はオススメしております。
ただ利用方法に関しては後悔のないようにデメリットを把握した上で利用してみてください。
こちらの記事を通じてあなたが後悔のない葬儀社選びができれば幸いです。
葬儀レビ公式ページ