家族葬

知らなきゃ恥をかく!業界人が教える家族葬の把握すべきマナー解説

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従来のお葬式とは異なるマナーが家族葬には必要になります。

この記事をみられているあなた

開く立場として家族葬のマナーを知りたい
参列する立場として家族葬のマナーを知りたい
ご招待されていない立場として家族葬との関わり方を知りたい

そんなお悩みをお持ちだと思います。

家族を中心に小規模で行う家族葬だからこそ、より一層注意しなければいけないマナーが存在します。

こちらの記事では、

  • 家族葬を開く立場
  • 家族葬に参列する立場
  • 家族葬に参列しない立場

の3つの立場のマナーを徹底的に紹介していきます。

こちらの記事をみることによって、あなたの立場に沿ってマナーを知ることができ、家族葬との正しい関わり方ができるようになります。

※下記2点を参考にお読みください。

  • 家族葬を開く立場の方は1章、家族葬に参列される方は2章、家族葬に参列されない方は3章を確認ください。
  • ご自身が参列する立場なのか、参列しない立場なのかわからないという方は、下記記事で確認方法を記載してますので参考にくださいませ。
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1.家族葬を開く立場としての重要な4つのマナー

一般的な葬儀と家族葬のマナーに共通なものは大変多いです。

こちらでは家族葬特有のマナーに絞って紹介していきます。

家族葬を開く立場としては下記4点のマナーを把握する必要があります。

  • お通夜、法要等の儀式に対する姿勢
  • お香典
  • 告知
  • 服装

それではそれぞれを見ていきましょう。

1-1.お通夜や法要は基本開くべき

葬儀の流れ自体は家族葬も一般的な葬儀もそれほど大きな違いはありません。

お通夜や法要も同様、家族葬であっても開くのは通常であります。

仮に開きたくない場合は、家族葬においてそのような調整は可能ですので、葬儀社とご相談してみることをオススメ致します。

次にお香典に対してのマナーです。

参列者側が大変迷われるポイントですので、開く立場としての姿勢をしっかり定めましょう。

1-2.お香典に対する姿勢を決め、周知することが大切

まず参列者からのお香典を頂くのか、それとも辞退するのか決めます。

お香典を頂く場合は、香典返しを下記二つのどちらかのタイミングで行う必要があります。

  1. 家族葬当日
  2. ご逝去から四十九日後(=忌明け)

また、お香典を辞退する場合は、その旨を参列者にはっきりお伝えしましょう。

告知方法は次の段落でご紹介します。

それでも頂いてしまった場合は上記二つのどちらかのタイミングで香典返しが必要になります。

続いては告知方法になります。

人によっては告知するタイミングと内容が大きく異なってきますので注意しましょう。

1-3.細心の注意が必要。家族葬の告知方法

家族葬の告知方法を一歩間違えれば大変失礼を与えることになります。

しっかり把握していきましょう。

下記2つの立場の方々によって告知内容と告知のタイミングが異なります。

  1. 参列をして頂きたい人
  2. 参列をご遠慮頂きたい人

参列して頂きたい人には、家族葬の詳細が決まった後に、電話で下記3点をはっきり述べましょう

  • お葬式の形式が家族葬であること
  • 家族葬に是非参列して頂きたいこと
  • お香典の姿勢

下記に電話例を記載させていただきます。

〇〇の長男の秀之でございます。本日の13時に父が亡くなりました。

通夜は◯月◯日◯時から、葬儀・告別式は◯月◯日◯時から、ともに〇〇で行います。

父の意向により、葬儀は遺族と親族、親しい方のみで、仏式にて家族葬を行います。

◯◯様には是非ご参列いただきたく、ご連絡差し上げました。

恐縮ですが、他のみなさまには葬儀後にご通知いたしますので、内々ということでご了承おき頂けますでしょうか。

なお、内輪の葬儀でございますので、香典・供花などのご心配はなさいませんようにお願いいたします。

参加をご遠慮して頂きたい人には、家族葬の葬儀が終わった後にお知らせ(=死亡通知)をします。

下記4つのポイントを意識して書くとよいでしょう。参加をご遠慮して頂きたい人には、家族葬の葬儀が終わった後にお知らせ(=死亡通知)をします。

  1. 死亡の通知:故人の名前と死亡日時、死亡原因、死亡年齢
  2. 葬儀の報告とお詫び:家族だけで行ったことと、その理由
  3. 故人の思い出:暗くならない程度に闘病中の思い出等
  4. お香典の姿勢:ご招待しなかった人にはお香典を辞退するのが一般的

下記に死亡通知例を記載させていただきます。

父〇〇は、平成〇〇年◯月◯日午後〇時〇〇分、永眠いたしました。享年〇〇歳でした。

去年の12月に肺がんの手術を受け、療養生活に入りましたが、病院の窓から見える山々を眺めつつ、最後は家族に囲まれ、穏やかな時間を過ごすことができました。

父は静かな人でしたが、母の亡きあとは一家を支えてきた芯の強い人でした。形式的なことを嫌う父でしたので、葬儀は家族のみで行いました。

ご連絡を差し上げなかったご無礼をお詫び申し上げます。なお香典・供花などのご心配はなさいませんようにお願いいたします。

生前、家族ともども言葉では言い尽くせぬほどのご厚情を頂きましたことを改めて御礼申し上げます。

最後のマナーとして服装を紹介します。

いくら家族葬といっても周りからしっかりみられております。気をつけて準備をしましょう。

1-4.僧侶を招くときは喪服を着用する

どんな小規模でも僧侶を招く葬儀は、僧侶に礼を尽くす意味で喪服を着用しましょう。

下記に男性と女性にわけて喪服の説明をしていきます。

男性はブラックスーツが一般的になります。

下記に注意するポイントを記載します。

  • 白無地のワイシャツ
  • 黒色のネクタイ(ネクタイピンはしない)
  • シンプルな黒色の靴 

女性には、ブラックフォーマル黒無地に染め抜き5つ紋付きの服装が一般的です。

ブラックフォーマルの場合は下記に注意しましょう。

  • 長袖か七分袖のワンピースか、スーツ、アンサンブル
  • 光沢のない黒の小さいバック
  • 黒のストッキング
  • 光沢のないプレーンな靴
  • アクセサリーは結婚指輪以外は基本しない
  • 真珠や黒曜石、ブラックオニキスの一連のネックレス。真珠のイヤリングやカフスは可能 

 

黒無地に染め抜き5つ紋付きの場合は下記に注意しましょう。

  • 黒無地の袋帯
  • 白い半襟
  • 黒の綸子か絞りものの帯揚げ
  • 黒の平打ちの帯び締め
  • 光沢のない黒の小さいバック
  • 白い足袋
  • 黒いぞうり

ここまで家族葬を開く立場として重要な4つのマナーをご紹介してきました。

次に家族葬にご招待され、ご参列する方のマナーに関して記載していきます。

2.家族葬に参列する立場としての重要な4つのマナー

家族葬に参列する立場としては下記4点のマナーを把握する必要があります。

  • お香典
  • 旅費
  • 帰宅時の一声
  • 服装

それではそれぞれを見ていきましょう。

2-1.家族葬=香典なしという考え方は間違え

「家族葬に参列する場合は、香典は考えなくてよいのですか?」

そのような質問を受けますが、大きな間違いでございます。

電話や通知等で参列のお願いを頂くと思いますが、

お香典を辞退する旨がない場合は、お香典をご用意された方がよいです。

尚、お香典のマナーや書き方に関して下記記事に詳細を記載しておりますので同時にご参照ください。

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続いては旅費をもらってしまった場合の対応になります。

申し訳ない気持ちになるかもしれませんが、こちらもしっかりとしたマナーがありますのでそちらに従いしましょう。

2-2.たとえ旅費をもらってもお返しは遠慮すべき

遠方から家族葬に参列する場合、旅費をいただくことがございます。

この場合のお返しはご遠慮したほうがよいでしょう。

家族葬自体の目的が参列者へのお礼等の苦労を省く場合だったりします。

上記目的を考えて、例え旅費をいたいても、お返しをしないほうが気遣いになります。

続いていつまでお邪魔をするか、帰宅時にはなににきをつけなければいけないか見ていきましょう。

2-3.会食のない場合は長居は遠慮する

一般的な葬儀と異なり、家族葬のあとに会食がない場合もございます。

もちろん親族との関係値にもよりますが、あまりに長居をしてしまうと気を使わせてしまう可能性もあります。

会食のない場合はあまり長居をせず、喪主に一言ご挨拶をしてから帰宅するようにしましょう。

最後に参列する場合の服装になります。

家族葬といっても服装はしっかりきをつけなければいけません。

2-4.家族葬の差列側でも喪服は着用

どんな小規模でも僧侶を招く葬儀は、僧侶に例を尽くす意味で喪服を着用しましょう。

下記に男性と女性にわけて喪服の説明をしていきます。

男性はブラックスーツが一般的になります。

下記に注意するポイントを記載します。

  • 白無地のワイシャツ
  • 黒色のネクタイ(ネクタイピンはしない)
  • シンプルな黒色の靴

女性はブラックフォーマルが一般的です。

下記に注意するポイントを記載します。

  • 長袖か七分袖のワンピースか、スーツ、アンサンブル
  • 光沢のない黒の小さいバック
  • 黒のストッキング
  • 光沢のないプレーンな靴
  • アクセサリーは結婚指輪以外は基本しない
  • 真珠や黒曜石、ブラックオニキスの一連のネックレス。真珠のイヤリングやカフスは可能

ここまで参列する際のマナーを紹介してきました。

最後に参列しない立場としてのマナーを紹介します。

参列しない立場のマナーは一般的な葬儀と異なる点が多いので気をつけてみていきましょう。

3.家族葬に差列しない立場としての4つマナー

家族葬においては参列しない方のマナーが大変重要になってきます。

折角のご好意が裏目にで逆に失礼を与えてしまうこともございますのでしっかり把握をしましょう。

家族葬に参列しない立場としては下記4点のマナーを把握する必要があります。

  • お通夜に対する姿勢
  • ご焼香のマナー
  • ご焼香しない場合の対応
  • 供物

それでは上記項目に対してそれぞれをみていきましょう。

3-1.お通夜も参列してはいけない

家族葬の葬儀にご招待されなかった場合は、もちろんお通夜も参加しないのがマナーになります。

ただ、どうしても参列したい場合はお悔やみの言葉をいって、直接遺族に確認するしかありません。

次はご焼香のタイミングとその際の服装に関してです。

お葬式直後に訪問してしまうと迷惑になりますので、正しいタイミングで正しい服装での訪問を心がけましょう。

3-2.ご焼香は訪問のタイミングと服装を気をつける

訪問して行うご焼香のタイミングとして、適当なのは葬儀一週間後くらいです。

また服装に関してもなるべく喪服を着用されるようにしてください。

下記に男性と女性にわけて喪服の説明をしていきます。

男性はブラックスーツが一般的になります。

下記に注意するポイントを記載します。

  • 白無地のワイシャツ
  • 黒色のネクタイ(ネクタイピンはしない)
  • シンプルな黒色の靴

女性はブラックフォーマルが一般的です。

下記に注意しましょう。

  • 長袖か七分袖のワンピースか、スーツ、アンサンブル
  • 光沢のない黒の小さいバック
  • 黒のストッキング
  • 光沢のないプレーンな靴
  • アクセサリーは結婚指輪以外は基本しない
  • 真珠や黒曜石、ブラックオニキスの一連のネックレス。真珠のイヤリングやカフスは可能

続いてはご焼香したいけど、遠方や外せない用があり訪問できない場合の対処法を下記にご説明します。

3-3.ご焼香しない場合はお悔やみの手紙を

お伺いできない場合はお悔やみの手紙(=お悔やみ状)をお出ししましょう。

ここでのお悔やみ状の内容は下記を意識してかかれることをオススメ致します。

  • お悔やみの言葉
  • 親族への励まし
  • ご不幸を知らずにいたことへのお詫び

下記に例を記載しておきますのでご参考にください。

このたびはご尊父様ご永眠のご訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。 

このような悲報を受けるとは思いもよらず、ただ呆然とするばかりです。

本来ならばすぐにでもお伺いしたいのですが、やむを得ぬ事情によりそれがかないませんことを、どうぞお許しください。

ご家族の皆様には、一日も早く悲しみを乗り越え、心穏やかに暮らすことができますようお祈り申し上げております。

ご生前のご厚情に深謝いたしますとともに、ご尊父様のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。

合掌

続いてはお渡しするものに関してご説明します。

ものによっては遺族の負担になってしまうものもございますので気をつけて選択する様にしましょう。

3-4.お渡ししていいのと遠慮したほうがよい供物

供物としても家族葬に参列しない立場としては渡してもよいものと、ご遠慮したほうがよいものがあります。

この二つの大きな違いとしては遺族が返礼品を用意しなければいけなくなるかの違いです。

お渡ししてよいもの:下記2つに関しては特に頂かないという断りがない場合、贈っても問題になりません。

  1. 弔電
  2. お線香

遠慮したほうがよいもの:下記に関しては遺族が返礼品を用意しなければいけなくなりますのでご遠慮しましょう。

  1. お香典
  2. 供花

4.まとめ

以上、大きく下記3点の視点からそれぞれのマナーを解説してきました。

  • 家族葬を開く立場
  • 家族葬に参列する立場
  • 家族葬に参列しない立場

この記事を通じて、みなさまがそれぞれの立場でマナーを把握していただき、正しい姿勢で家族葬に関わることができれば幸いです。

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