近親者のみでの葬儀を考えているいるが「家族葬と友人葬の違いがわからない」「友人葬でも家族葬みたいに近親者のみの葬儀をあげれるの?」などの疑問を持つ人も多いでしょう。
「家族葬」も「友人葬」もどちらも特徴のある葬儀の形式で、2つの違いをしっかりまとめた情報を見つけるのは難しいと思います。
この記事ではあなたが「家族葬と友人葬の違い」「友人葬でも家族葬みたいな小規模の葬儀をあげれるか?」がはっきりわかるようになりますので、参考にしてください。
1.「家族葬」と「友人葬」は大きく異なる
「家族葬」と「友人葬」。言葉だけを見ると大きな違いがないように見れます。
ただこの2つの葬儀の形式には大きな違いがあるので気をつけてください。
宗教が仏式や無宗教式で近親者のみで行う「家族葬」
家族や親族のみの近親者のみで行うのが「家族葬」です。
そんな家族葬の主流は仏式になりますが、葬儀社が対応可能ならどんな宗教式であげても問題ありません。
参列者には特徴がありますが、宗教の形式にはきまりがなのが「家族葬」です。
そんな家族葬の詳細をより知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
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創価学会の人が行う「友人葬」
そんな家族葬に対して、参列者には特徴がないが宗教の形式に決まりがあるのが「友人葬」です。
「友人葬」は創価学会の人が行う葬儀になります。
創価学会は約1,000万人が信仰している、日本最大と言われる宗教団体です。
約1,000万人が会員ということは日本人の約10人に1人が会員という計算になります。
だから一宗教の創価学会員が行う「友人葬」もここまで有名になったのでしょう。
ではここで簡単に「友人葬」の特徴も説明します。
「友人葬」の3つの特徴
そんな友人葬は下記3つの特徴があります。
友人葬の3つの特徴
- 僧侶は呼ばない
- お布施はない
- 祭壇がない
読経は僧侶を呼ばす、創価学会の幹部や友人が導師として行います。
また僧侶へのお布施や生花を備えた祭壇を用意しないため、実は一般的な葬儀と比べて費用もとても抑えられます。
要するに「家族葬」と「友人葬」は宗教の形式が異なる
上記2つの説明からわかった人もいますが、参列者に特徴がある「家族葬」と宗教に特徴のある「友人葬」は大きく異なります。
「近親者で葬儀を行うのが家族葬。創価学会員が行うのが友人葬」と覚えておけば問題ありません。
では最後に「友人葬でも家族葬みたいに近親者のみの葬儀を行うことができるのか?」の疑問に対して解説していきましょう。
2.「友人葬」でも「家族葬」のような近親者のみで葬儀を行えるか?
いきなり結論になりますが、「友人葬」でも近親者のみで葬儀を行うことはもちろん可能です。
創価学会の地元の幹部や周囲の学会員と相談してすすめる「友人葬」ですが、参列者は自由に決められます。
もちろん創価学会員以外の人も呼んでも問題ないですし、「家族葬」のような家族・親族のみの近親者のみでも行うことができます。
よって「友人葬」は創価学会という宗教の特徴はありますが、参列者はこれといったきまりがありません。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
「家族葬」と「友人葬」。文字だけみると勘違いしますが、大きな違いがあります。
参列者には特徴がありますが、宗教の形式にはきまりがなのが「家族葬」で、参列者に特徴はないが、宗教の形式にきまりがあるのが「友人葬」です。
「近親者で葬儀を行うのが家族葬。創価学会員が行うのが友人葬」と覚えておけば問題ありません。