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じつは日本に流通している墓石の約8割が中国産になります。
安いだけが特徴だった中国産墓石が昨今では品質の改良が進んでいることが多くの人から選ばれる要因になります。
ただ、そんな中国産の墓石を考える際に下記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
あなたがお持ちであろうお悩み
- 墓石には中国産以外にどのような産地がある?
- 中国産って大丈夫?安いけど品質が心配。
- 中国産の中にもどのような墓石があるの?一覧を見たい。
- どのように石材店を選んで良いかわからない。
本記事では中国産墓石の特徴とその一覧、そして中国産墓石をえらぶ際の注意点を説明し、
あなたが中国産墓石をふかく理解した上で購入すればよいかどうか、購入する場合のきをつけるべき注意点がわかります。
1.墓石の代表的な産地
まずはじめに中国産以外の産地を知りたい方も多いとおもいますので、その他の代表的な産地を紹介します。
中国産墓石にかかわる内容ではありませんので、読み飛ばしていただいても問題ありません。「2.中国産墓石の3つの特徴」へ。
日本の墓石は9の産地で採掘されており、うち中国、日本、インドが代表的な産地
日本で取り扱っている墓石は下記の産地で採掘されております。
墓石が採掘される9の産地
- 日本
- 中国
- インド
- スエーデン
- 南アフリカ
- ノルウェー
- 韓国
- ポルトガル
- ブラジル
そのうちの日本、中国、インドの3つの産地の墓石で95%以上の割合を占めております。
本記事では中国産の詳細を解説しますが、その前に簡単に日本産とインド産の特徴も下記にご紹介します。
高級な墓石として安定した需要のある国産の墓石
高級な国産の墓石は品質や見た目より安定した需要があります。
約100ほど種類があり一概に言えませんが、その他の産地と比べて費用が高く高級感があります。
ただ安価な中国産にシェアを取られ銘柄の採石量の減少に直面しております。
「自分の育った国の石で眠りたい」
「多少費用はかかってもいいからしっかりしたお墓を作りたい」
上記のような要望がある人にはおすすめです。
丈夫で種類も豊富なインド産墓石
中国産、国産に次いで3番目に流通しているインド産墓石ですが、昨今の輸入量は減少傾向になっております。
そんなインド産の墓石は硬く色艶がよいのが特徴になります。また種類も豊富です。
価格帯で言うと中国産より高く、国産よりも安い傾向があります。
ただ価格帯が大変広いのも特徴の一つで、最高級なものは国産の高級な墓石よりも高くなりますし、最安値なものは中国産と同じくらいの価格になります。
中国産では安すぎるけど、国産まで高級な墓石を選ばなくても良いと思う方に選ばれている傾向があります。
では本題の中国産の墓石に関して詳細を説明させていただきます。
2.中国産墓石の3つの特徴
日本で流通している墓石の役8割が中国産ですがどのような特徴を持っているのか見ていきましょう。
価格の割に高級感がある中国産の墓石
中国産の一番の特徴として挙げられるのが費用の安さになります。
また安かろう悪かろうではなく、品質面でも大きな改良が進み昨今では高級感も感じられるようになっています。
加工技術や産地が増え種類も豊富に
中国の墓石を作る技術は進歩しており、日本で売られているインド産墓石も加工作業は実は中国で行われている場合も多いです。
また加工技術の進歩に伴い、主な産地が福建省だったのが現在では河北省や湖北省、雲南省、広東省等の墓石の産地が増えております。
したがって昨今では中国産墓石の種類は大変豊富になってきております。
安価な墓石を高額で売る悪徳業者に注意
最近では国産墓石や高級インド産墓石に似た中国産墓石がよく流通しております。
中には悪徳業者も混じっており、安価な中国産墓石を高額で販売している話も聞きます。
模様がどれも似ている墓石に関しては、素人がみても国産か中国産かを区別できないため騙されてしまうケースが実際にあります。
そんな墓石ですがトラブルが多い葬儀業界の約2倍の相談が国民生活センターに寄せられております。
参照:国民生活センター
ではどのように墓石を選んだらトラブルに巻き込まれず納得のいく墓石を選べるのでしょうか。
対処法はシンプルで、優良な石材店を複数見つけ、比較することです。
逆を言うと2021年2月時点では、残念ながらこれしか方法はございません。
詳細はこちらの記事の「4.後悔のない墓石選びの方法」でご紹介しておりますので是非ご覧ください。
ここまで中国産墓石の特徴をご紹介してきました。
ではそのような中国産墓石ですが、具体的にどのような墓石があるのか、一覧を見ていきましょう。
3.中国産墓石一覧
墓石名 | 特徴 | 吸収率 | 金額感 |
---|---|---|---|
河北山崎 | 国産の山崎に似ている。主にグレーの色で安価なため人気の高い石材。 | 一般的 | 一般的 |
K12 | 青みがかった白御影石で、知名度は低いがここ数年人気のある墓石。 | 良い | 一般的 |
1704 | 中国産の白御影系としては高級な墓石。青みが強く艶があるのが特徴。 | 良い | 一般的 |
マホガ二 | 赤色が特徴的で洋型墓石やデザイン墓石に向いている。人気があるが流通量が不安定。 | 良い | 一般的 |
山西黒 | 高級感がある中安価なため人気。硬度が高く、吸水性の低い黒御影石 | 良い | 一般的 |
623 | 日本で一番利用されている中国産墓石。白色に黒、グレー、ピンクが混ざっている。 | 一般的 | 安価 |
614 | 和型墓石として良く利用される。白と青色の二種類あり石質は柔らかい。 | 良くない | 安価 |
632 | 白御影石の中で目が最も目が細かく糠目と呼ばれている墓石。日本で多く流通している。 | 一般的 | 安価 |
663 | 中国ピンク、中国桜御影と呼ばれ、ピンク色の墓石である。女性に人気。 | 良くない | 安価 |
654 | 産地によって「長楽」「長泰」「角美」「平和」の種類がある。採石量はそれほど多くはないが、近年人気のある石材。 | 一般的 | 安価 |
AG98 | 青と赤色の二色に別れ、国産の「大島石」と似ており人気がある。 | 良い | 安価 |
562 | オレンジ色で式目の大きく墓石。中国の広西省でとれ広西紅と呼ばれている。 | 良い | 安価 |
670 | グリーン系墓石の中では安価で人気も高い。吸収率も低く長持ちする。 | 良い | 安価 |
688 | 典型的な白色の中国墓石。白黒のバランスが墓石材らしい中目の石材。 | 一般的 | 安価 |
ここまで中国産墓石の特徴と有名な中国産墓石の一覧をご紹介してきました。
では最後に、いざあなたが墓石を選ぶ際に気をつけるべき注意点をご紹介します。
4.後悔のない墓石選びの方法
冒頭でもお伝えした通り中国産を取り扱う石材店選びには十分に注意が必要です。
特に下記2つには注意してください。
墓石選びで注意する2つのポイント
- 安価な墓石を高額の石として販売する、悪徳石材店の存在
- 墓石には相場がなく、全て石材店の言い値で決まる
先ほどお伝えした通り安い中国産の墓石を高級な中国産、ましてや国産として販売する悪徳な業者が存在します。
また驚きの方も多いかと思いますが墓石には実は一般的な相場はありません。
「何も考えずに申し込んだ結果、数十万多く支払っていた」
などのトラブルが発生しているのです。
そんなお墓の業界に対して、消費者庁は「消費者がピッタリなお墓を見つけるため」に専門家の意見を紹介して、お墓作りのポイントを紹介しています。
長い文章ですので要約しますと、
- 1つの石材店で決めるのでなく、必ず複数を比較・検討する
ことを消費者庁と専門家がすすめております。
ただここで、
- 「そもそもどう複数比較すればいいかわからない」
と思う人も多いのではないでしょうか。
一つ一つ石材店に問い合わせするのも考えられますが、
時間と労力、さらには抜け漏れが発生します。
そこでオススメなのが「墓石ナビ」というサービスです。
「墓石ナビ」とは、全国の石材店からあなたの要望にあったものを複数比較できるサービスで、
比較できる石材店は全て厳選された優良石材店になります。
参照:墓石ナビ
しかも複数の比較をすることによって、検討している墓石より大幅に料金を抑えることができます。
参照:墓石ナビ
優良な石材店を複数比べられ、料金も大幅に安くなるので、消費者庁が注意するようなトラブルに巻き込まれることもありません。
オススメできるサービスもあって、実績も顕著のようです。
実績
- 月36,000人の利用者
- 利用者満足度98%
- 平均37万円安くなっている
参照:墓石ナビ
筆者も利用しましたが、無料なのに、しつこい営業もないので気軽に利用することができました。
また、ただいま期間限定で、お墓の成約をすると最大10万円のお祝い金がもらえるキャンペーンも実施中ですのでご参考までにどうぞ。
参照:墓石ナビ
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
中国産墓石の特徴、そして後悔のない墓石の選び方をお伝えしてきました。
石材店と話を進めているといいように思いますが、一社だけで決めてしまうのはあまりにオススメしません。
特に中国産などの、国産以外を扱う場合は注意が必要です。
トラブルが多いお墓選びでは必ず複数の石材店をくらべるようにしましょう。
そうすることで同じ質のお墓でも、数十万と安くなる場合があります。
オススメとしては、全国の石材店を比較できる「墓石ナビ」になります。
申し込みは無料で、しつこい営業もないのでまずは気軽に利用することをオススメします。
この記事を通じてあなたが満足のいくお墓選びができれば幸いです。