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家族葬は参列するひとを遺族や親戚、仲の良い知人だけに絞り、執り行う葬儀です。
こちらの記事ではその家族葬の弔電の方法に関して紹介します。
上記のようなお悩み、あなたにもあると思います。
家族葬は独特なマナーがあり、1つ間違えると大きな失礼を与えてしまいます。
業界人として、家族葬と会社の関わり方で沢山の失敗談をみてきました。
こちらの記事ではあなたがそのような失敗をしないように、下記4点を紹介させて頂きます。
- 弔電の意味
- 家族葬を開く立場としての弔電の関わり方
- 家族葬に参列しない立場としての弔電の関わり方
- 香典、弔問、供花の対応
こちらの記事をみることによって、家族葬における弔電のマナーを把握でき、家族葬を開く、参列しない立場でも正しい弔電の関わり方を把握できます。
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1.お悔やみの気持ちを伝える電報、弔電
まずは弔電の意味から知っておきましょう。
弔電とは、葬儀の際に喪主宛てに向けて言葉を通してお悔やみの気持ちをつたえる電報を言います。
弔電の送り先は相手の自宅、もしくは葬儀会館などの通夜や告別式が執り行われる場所へ送ります。
また、葬儀がはじまる前までに送らなくてはなりません。
弔電は、亡くなった人へのお悔やみの気持ちだけではなく、ご遺族を気遣った文章もくわえてみましょう。
思いやりの心も、文面からつたわってくるかと思います。
では、家族葬の場合、弔電はどうなるのでしょう?
親しい人だけで行われる家族葬ですが、「必ずこうしなくてはいけない」というようなルールはありません。
ご遺族の方の中には弔電だけではなく香典も全てお断りされる場合もあれば、弔電や香典は全て受け入れている場合もあります。
ただし、いくらルールがないからと言っても、マナーは存在します。
家族葬の弔電におけるマナーも知っておくことが大切です。
続いては家族葬における弔電のマナーを家族葬を開く立場と参列しない立場でみていきます。
2.家族葬を開く立場としての弔電の考え方
家族葬の葬儀を実際に行ったあとに死亡通知として故人の亡くなったことを周囲にお伝えする場合もございます。
その場合は、葬儀は既に終わったあとなので一般的には弔電は頂きませんので、下記に紹介する話は関係はありません。
自らが遺族側として家族葬を開き、それを周囲に伝える場合には、弔電を受けるか受けないかを考え、きちんとつたえる必要があります。
どのタイミングでつたえるべきかというと、なるべく早い方が良いので訃報通知に明記する、もしくは電話などの形でつたえるようにしましょう。
2-1.辞退する場合は辞退の意図を明記
弔電辞退するのであれば、訃報通知に弔電を受けないことなどを明記しておきましょう。
また、弔電だけではなく、香典を受け取らないという場合も訃報通知に一緒に明記しておくべきです。
ただし、明記する際にどうして不要なのかという意図も書かれていないと、どうして参列できないのかとトラブルに発展してしまう恐れもあります。
電話で連絡する場合も、身内だけで執り行う家族葬にすること、香典や弔電は不要であることとその理由をしっかりとつたえましょう。
2-2.辞退しない場合は住所を記載
弔電を辞退しない場合、訃報通知にはどこで告別式や通夜、葬儀を行うのか、住所を記載しておく必要があります。
これは、弔電を送るときに訃報通知に書かれた住所を送り先とするためです。
訃報通知にどこで告別式などをするか書かれていないと、もしも自宅ではなく葬儀会館などで執り行うときに間違って自宅へ弔電が送られてしまう可能性もあるので気をつけましょう。
では続いて家族葬に参列しない立場としての弔電の考え方をみていきましょう。
3.家族葬に参列をしない立場としての弔電の考え方
では、次に家族葬に参列しない立場としての弔電の考え方やマナーを見ていきましょう。
通常の葬儀でも、参列できないときは必ず送らなくてはいけない、というものではありませんが、つながりが深い方が亡くなられたとあれば、送るのは礼儀・マナーとも言えます。
これが家族葬になった場合、どう変化していくのでしょう?
3-1.基本は送っても問題ないが、通知に住所が入っていない場合は遠慮すべき
家族葬であっても通常の葬儀と同様に、参列できないときは弔電を送っても問題ありません。
訃報通知に明記されている住所へ送るようにしましょう。
ただし、訃報通知に弔電をお断りしている旨が書かれている、もしくは亡くなったという通知のみで住所などが書かれていないというときは、弔電を送るのは遠慮しておくべきです。
これは、弔電はいらないという意思表示として見られるので、弔電を送った方が良いのか悪いのか、分からないときは訃報通知を見てから決めましょう。
3-2.会社や職場も同じ考え方
会社や職場という立場から考えた場合、家族葬と通知されたときに、弔電を送るべきか悩まれることもあるかと思います。
基本的には、上記と同じように訃報通知から送るかどうかを判断しましょう。
ただし、会社や職場側は単純に弔電を送る、送らないというだけではなく、会社側からの対応もあるため、家族葬を執り行う社員に対して確認をとらなくてはいけない場合があります。
- 社員から見てどの間柄の方が亡くなったのか
- 参列すべきか
- 社内通知は送っても良いかどうか
などの項目が挙げられます。
これらの項目が、もしも訃報通知に書かれていない場合は社員に確認をとっておきましょう。
では、ポイントごとになぜ確認しておかなくてはいけないのか、説明していきます。
どの間柄の方が亡くなったのか
これは会社によっては2親等以内の方であれば社内に訃報通知を知らせるためです。
参列すべきかどうか
家族葬なので遠慮すべきかと思いますが、念のため確認しておきましょう。
社内の通知を送ってもよいか
もしも社内に訃報通知を知らせるという会社の場合、本人に訃報をつたえていいかどうかを確認しておきます。
中にはあまり社員に知られたくないという方ももちろんいらっしゃるので、必ず本人の希望はどうなのかチェックしておきましょう。
今までは家族葬の弔電についてご紹介してきましたが、香典、弔問や供花などのマナーは、家族葬の場合どうなるのでしょう?
4.お渡ししていいのと遠慮したほうがよい供物
供物としても家族葬に参列しない立場としては渡してもよいものと、ご遠慮したほうがよいものがあります。
この二つの大きな違いとしては遺族が返礼品を用意しなければいけなくなるかの違いです。
お渡ししてよいもの:下記2つに関しては特に頂かないという断りがない場合、贈っても問題になりません。
- 弔電
- お線香
遠慮したほうがよいもの:下記に関しては遺族が返礼品を用意しなければいけなくなりますのでご遠慮しましょう。
- お香典
- 供花
5.まとめ
以上、大きく下記3点の視点からそれぞれのマナーを解説してきました。
- 弔電の意味
- 家族葬を開く立場としての弔電の関わり方
- 家族葬に参列しない立場としての弔電の関わり方
- 香典、弔問、供花の対応
家族葬における弔電のマナーを把握でき、家族葬を開く、参列しない立場でも正しい弔電の関わり方を把握できれば幸いです。
もし葬儀のことで悩んでいるなら、葬儀依頼件数全国1位の「小さなお葬式」のコールセンターに相談することをオススメします。
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