「小さなお葬式」でお葬式をする際の遺影に関して、以下のような疑問・不安を感じる人もいるでしょう。
疑問・不安
- そもそも「小さなお葬式」のプランには遺影は含まれる?
- 「小さなお葬式」で遺影を作るのはオススメ?
- 「小さなお葬式」で遺影を作る際に注意点ってある?
そこで今回は、「小さなお葬式」のプラン内容と注意点、「小さなお葬式」にて遺影を作る方法をまとめました。
結論からいうと、「小さなお葬式」の通常のプランだと遺影は含まれます。
ただし、プランによっては含まれない等の落とし穴もあるのでくれぐれも注意してください。
この記事を最後まで読めば、あなたが検討している「小さなお葬式」のプランに遺影は含まれるのか、また含まれない場合の代案がわかりますのでぜひ参考にしてみてください。
1. 「小さなお葬式」のプランで遺影が含まれるものとそうでないもの
葬儀社紹介サービス「小さなお葬式」では、遺影の取り扱いがプランによって違います。
小さなお葬式では葬儀の一括料金が明確に示されますが、遺影料金を含むプランと、含まないプランがあるのです。
また、遺影を簡単に作れる独自サービスも展開しています。
それぞれ詳しくご紹介しましょう。
遺影料金を含むプラン
小さくとも一般葬をと望む人向けの「100名までのお葬式」、30名程度までに対応する「小さな家族葬」、通夜をせずに告別式だけを行う「小さな一日葬」には、遺影料金が含まれています。
葬儀で使う大判サイズと、自宅などの供養で使うキャビネットサイズの2点がついてきます。
遺影料金を含まないプラン
葬儀をせずに火葬だけで済ます「小さな火葬式」プランには、遺影が含まれていません。
総額18万8000円とありますが、遺影が必要な人は追加料金を支払わなければならないため、注意が必要です。
遺影を作りたい人向けのサービス「ノコス」
「小さなお葬式」には、遺影をつくりたい人に向けた「nocos(ノコス)」というサービスがあります。
「小さな火葬式」で遺影をつくらなかったけれど、やはり遺影を残したいと考えた遺族や生前に遺影をつくっておきたいと希望する人、遺影をつくりなおしたいと思っている人に最適です。
注文フォームから写真データをアップロードするか郵送し、電話で担当者と打ち合わせをしながら背景の色や模様を決めます。
それから2週間後に遺影が手に入ります。額付きなら1万円、CD-Rなら6000円と格安です。
「小さなお葬式」では、遺影つきのプランを選ぶことも、つかないプランを選ぶこともでき、個別に遺影を注文できることをお伝えしました。
「小さなお葬式」に頼らず、自分で遺影を用意する方法はないものでしょうか。
次章で詳しくご案内します。
2. 「小さなお葬式」に依頼せず、自分で遺影を用意する方法
自分で遺影を用意するなら、写真のプロに依頼するか、写真の得意な身内に頼みましょう。
それぞれ詳しくご紹介します。
プロに依頼する方法と金額
写真のプロに依頼するなら、最寄りの写真館に相談するのが近道です。
表立って宣伝はしないかもしれませんが、遺影写真の撮影を手掛けている写真館はたくさんあります。
プロに依頼すれば、ヘアメイクさんも呼んでくれるので、最高の一枚を撮ることができますよ。
金額相場は、撮影、ヘアメイク、額装合わせて一式3万円から5万円程度です。
身内に依頼するときの注意点と金額
遺影写真を身内に依頼すれば、プロに依頼するときとはまた違った自然な表情を引き出すことができます。
撮影時には、背景に余計なものが入らないように気をつけましょう。
家の中では、じゃまなものが映りこみやすいので、広大な花畑や見晴らしの良い公園などで撮影するのがおすすめです。
また、遺影はバストショットなので、胸の少し下の位置までは他のものが映りこまないようにしましょう。
金額は、プリント代と額装代を合わせて、5000円にも満たない場合が多いでしょう。
CD-Rでも残しておくと、葬儀でプロジェクターに映し出すときなどに使えて便利です。
遺影を自分で用意するのは、思いのほか楽しい作業です。
「どんな写真ができあがるのかな?」とワクワクできたら、たとえ葬儀の準備でも嬉しくなってしまいますね。