「小さなお葬式」の戒名に関して、以下のような疑問・不安を感じる人もいるでしょう。
疑問・不安
- そもそも「小さなお葬式」で戒名はできるの?
- 「小さなお葬式」で戒名するのはオススメ?
- 「小さなお葬式」で戒名する際の注意点はなに?
そこで今回は、「小さなお葬式」の戒名に関して授かる方法とメリット・注意点をまとめました。
結論からいうと、「小さなお葬式」の戒名の料金は明瞭でオススメできます。
ただし、注意点もあるのでしっかり把握しないまま授かるとトラブルになってしまう可能性もあります。
最後まで読めば、あなたが「小さなお葬式」に戒名をお願いすればいいか、またどんな点に気をつけるべきかがわかるので是非参考にしてください。
1. 「小さなお葬式」で戒名を授かる方法
葬儀社紹介サービス「小さなお葬式」では、戒名を授かることもできます。
小さなお葬式のトップページの上側タブにある「戒名授与」をクリックすると、戒名の料金や授与の流れについて知ることができます。
その内容や使い方についてご案内しましょう。
小さなお葬式の法事サービス「てらくる」の内容
小さなお葬式の戒名授与サービスは、「てらくる」という法事サービスの一環です。
「てらくる」を利用すれば、葬儀はもちろん、四十九日法要や初盆といった法事にお坊さんを呼ぶことができます。
「てらくる」は、お坊さんが必要なときに
菩提寺がなくても定額でお坊さんを派遣してもらえる頼もしいサービスです。
「てらくる」の使い方
「寺くる」で戒名授与を依頼したいなら、フリーダイヤルを一本入れれば、全国どこでも対応してくれます。
戒名のランクと料金は全てホームページ内にアップされていて、追加料金は不要です。
檀家になる必要もありません。
フリーダイヤルに相談すると、僧侶から改めて電話が入ります。
個人の人柄や入れてほしい文字など、戒名をつくるのに必要な質問に答えた後、指定口座に入金します。
入金確認後、戒名が授与されます。
僧侶と顔を合わせることなく、定額料金で戒名が授かれるのですから、
とても現代的でスマートな方法に思えますね。
次章では、そんな「てらくる」の戒名授与を使うメリットをお知らせします。
2. 「小さなお葬式」に戒名を依頼するメリット
小さなお葬式の法事サービス「てらくる」に戒名を依頼するメリットは、以下の3つです。
戒名料が明瞭である
戒名料があらかじめサイトに掲載されているため、「いくら包めばいいのだろう」と悩む必要がありません。
「戒名料に相場はない」という話を聞いたことのある人ならビックリするはずです。
価格によって希望のランクを選べる
「居士」「信士」「大居士」など、言葉で聞いただけではよくわからない戒名のランクも、それぞれ金額が明確に違うので、簡単に選ぶことができます。
一般的なランクについても説明があるので「無難にしたい」「格安でいい」「豪華にしてあげたい」といった希望を叶えられるでしょう。
檀家になる必要がない
戒名を授けてくれたお寺の檀家になる必要がないため、後に何らかの料金が必要になることはありません。
一回限りのおつきあいが可能です。
「戒名をつけることだけに着目して値段をつける」、ただそのことに特化した小さなお葬式の戒名授与は、お寺とのお付き合いに慣れていない人にも使いやすいサービスだといえるでしょう。
次章では、サービス利用時に注意したいことについてもお伝えします。
3. 小さなお葬式に戒名を依頼するときの注意点
小さなお葬式の法事サービス「てらくる」に戒名を依頼するときの注意点は、以下の3つです。
菩提寺が他にあるのに利用するとトラブルにつながる
「てらくる」の戒名授与は、菩提寺が他にあるなら、利用はトラブルのもとになります。
戒名は、通常は菩提寺につけてもらうものだからです。
他のお坊さんに戒名をつけてもらい、その戒名で菩提寺のお墓に納骨しようとしたときには
納骨を拒まれる可能性があります。
「戒名を付けなおすなら納骨してもよい」と、戒名料を二重にとられる恐れもないとはいえません。
あくまで、菩提寺のない人が気軽にお坊さんとコンタクトを取るにはありがたいサービスと心得ましょう。
法事そのものの価格は別途かかる
「てらくる」の戒名授与は、あくまで戒名を授かるためのサービスです。
お坊さんを法事に呼びたいのであれば、派遣料は別途かかるため、気をつけましょう。
また、葬儀にお坊さんを呼びたいときのために、派遣料と戒名料をセットにした料金が提示されています。
菩提寺につけてもらったという「特別感」は薄れる
電話で相談しただけで戒名料を授けてもらえるので、「特別感」は薄れるかもしれません。
戒名を「名前」の一種と考えると、「やっぱりちょっと味気ないかも」と考える人はいることでしょう。
子どもが生まれるときは、何か月も考え抜いてやっと名前を決めますよね。
戒名も、本来なら菩提寺が、それまでお付き合いを重ねてきた故人の人柄をしのんでつけるものです。
仏式であっても、俗名で葬儀をあげることはできます。
戒名が本当に必要かどうか、じっくり考えてから依頼しましょう。
以上のように、メリットもあれば気をつけるべきこともあるのが「てらくる」の戒名授与です。