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上記のような理由だけで、日本に7,000以上ある葬儀社の中から家族葬を選んでしまうのは大きな間違いです。
家族葬は他の葬儀と比較し、費用面でとても透明性があり納得できる比較検討ができるのが特徴です。
逆にいうと、比較検討を怠った場合、例え同じ内容でも数倍以上の費用が発生します。
こちらの記事ではあなたが葬儀社選定において絶対後悔しないための、家族葬の葬儀社選びの流れとコツをご紹介します。
こちらの記事をみることによって、家族葬の葬儀社えらびをご自身の納得いく形で進めることができることをお約束します。
1.3つの流れで家族葬の葬儀社は納得して選択できる
家族葬の葬儀社えらびの流れは下記を必ず参考にしてください。
- 家族葬における自身の最低限の意向を固める
- 葬儀社えらびのポイントを把握する
- 複数の葬儀社から見積もりをとる
ではそれぞれの流れを説明していきます。
2.事前にまとめるご自身の5つの要望
葬儀社の比較する際にはご自身の意向を最低限まとめておく必要がございます。
そうしなければ、7,000以上にもある全国の葬儀社から、それもかなり限られた時間で、ご自身の要望に最適な葬儀社は見つけるのは不可能です。
最低限固めなければいけない5つの要望は下記になります。
- 予算
- 参列者人数
- 葬儀の場所
- 宗教の形式
- 戒名をどうするか(仏式の場合)
それではそれぞれ説明していきます。
2-1.予算を決める
話を進めていく上で多少の予算の変動はしてくると思いますので大体の金額で問題ありません。
尚、家族葬のお葬式本体の費用でだいたい40−60万円と言われておりますが、別途接待費や寺院への費用がかかります。
下記の記事で家族葬の詳細に関して解説しておりますので、同時にご参考にしてください。
家族葬の費用は決して安くない!元葬儀人が伝える注意点とお得にするコツ
過疎化や核家族の拡大で家族葬はどんどん注目をあびています。 大手葬儀社のアーバンフューネスの情報によると40%以上が家族葬を選んでいます。 ただそんな家族葬でも費用や相場に関して下記のようなお悩みをお ...
2-2.参列者の人数を決める
遺族や親族の他に親しい知人を呼ぶか、呼ぶなら何人くらい呼ぶかを決めておきましょう
家族葬は下記間柄の方を呼び、20人から30人くらいまでが一般的であります。
- 家族
- 亡くなった人の子供の家族
- 亡くなった人の配偶者の父親、母親
- 亡くなった人の兄弟
2-3.葬儀の場所を決める
家族葬儀の場所は一般的に、自宅か斎場で行われます。
一般的には斎場を使われます。
仮に斎場で決める際は、下記3点を特に考慮してきめましょう。
- 故人の意思を尊重する
- 参列者の人数を考慮する
- 参列者の都合を考慮する
2-4.宗教を決める
仏式かキリスト式、神式、それとも無宗教かをきめましょう。
宗教毎にプランは異なりオプションも変わってきます。
首都圏をメインに家族葬を大きく展開する葬儀業界の大手企業アーバンフーネスのデータによると、
仏教が77%と大半を占めておりますが、同時に18%と無宗教式も多く選択されております。
やはり家族葬といっても仏式を選択されるのが一般的です。
参照:アーバンフューネス
2-5.戒名をどうするか(仏式の場合)
仏教では亡くなると仏の道を歩むことになり、故人に名前をつける(=戒名)しきたりがございます。
上記を理由に仏式で葬儀を行う場合は、戒名が必要になる場合が多いです。
あなたや遺族に菩提寺がある場合は事前に確認をとりましょう。
また、菩提寺がない場合はそもそも戒名の必要性をお考えください。
その後葬儀社が決まり次第、葬儀社と戒名の必要性と必要な場合の詳細を確認しましょう。
ご自身の意向が固まったら、続いて葬儀社を選ぶ際に重要なポイントを把握しましょう。
合計で5つのポイントがありますが、1つでも当てはまらない葬儀社の場合は注意をしましょう。
3.家族葬を執り行う際の葬儀社選びの重要な5つのポイント
かかる費用項目の透明性も高く、主催者の意向も整えやすい家族葬の葬儀社の比較はしやすいと言えます。
逆にポイントをしっかりと把握しないご期待どおりの家族葬をあげれない可能性もございます。
葬儀社を選定する上で重要になるポイントが下記5つになります。
- 誠実な対応
- 料金体系がわかりやすい
- 明確な実績がある
- 希望の葬儀形式を得意としている
- 希望の地域での葬儀に慣れている
3-1.誠実な対応
よい葬儀を行うためには、葬儀社とのお打ち合わせを緻密にする必要があります。
不安に思っていることやどんな小さな質問に対しても親身になって相談に乗ってくれる葬儀社を選びましょう。
3-2.料金体系がわかりやすい
料金体系が明確でわかりやすく説明してくれるところを選びましょう。
その際にどの項目が調整可能かも相談に乗ってくれるところがオススメです。
尚、提示された葬儀本体の費用以外にも、宗教関係と接待の費用は別途必要になります。
お葬式本体以外の費用についても具体的に説明してくれ、その目安についても教えてくれるところを選ぶといいでしょう。
尚、家族葬の費用に関して、下記の記事の第3章「3-2.お葬式の内容を必要なものかどうかをふるいにかける」で調整可能な項目の見分け方等の詳細を記載しておりますので、同時にご参照ください。
家族葬の費用は決して安くない!元葬儀人が伝える注意点とお得にするコツ
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3-3.明確な実績がある
昨今勢いのある家族葬ですが、同時に家族葬を取り扱う葬儀社も増えてきております。
なるべく家族葬の明確な実績がある葬儀社を選びましょう。
第4章「4-2.オススメの葬儀一括見積もりサイト」経由で紹介される葬儀社は基本実績のあるものだと思ってもよいですが、念のため家族葬の実施回数等を聞くなどしてご自身で確認しましょう。
3-4.希望の葬儀形式を得意としている
葬儀社にも宗教や宗派、式の内容などによって得意不得意があります。
とくに昨今、人気がある無宗教葬などは、選ぶ葬儀社によって全く異なった内容になります。
ご自身が希望する形式の葬儀形態に慣れていて、重点を置きたいことや省きたいことなどの要望にも柔軟に対応してくれる業者を選びましょう。
こちらも、第4章「4-2.オススメの葬儀一括見積もりサイト」経由で紹介される葬儀社は一括見積もりサイト側より厳選されているので、問題はないと思われますが、ご自身の要望している形式や宗派での実績を確認しましょう。
3-5.希望の地域での葬儀に慣れている
葬儀を行う地域の斎場や火葬場の詳しい葬儀社なら安心です。
その内容を見分けるコツとしては、その地で長く葬儀社を運営しているかになります。
長くその地で仕事をしているということは、地元より選ばれる誠実な業者だという実績でもあります。
ここまで葬儀社を選ぶ上で重要な5つのポイントをお伝えしました。
上記ポイントを把握した上で、最後に葬儀社選びになります。
4.複数の葬儀社から家族葬の見積もりを
昨今の家族葬をあつかう葬儀社は増えており、費用からコンテンツまで千差万別です。
ただ一般的な葬儀と異なり、家族葬の費用は大変透明性があり、葬儀社ごとの比較がしやすくなっております。
失敗しない選択をしないために、葬儀社は必ず複数から見積書をもらいましょう。
4-1.葬儀一括見積もりサイトがオススメである
複数の葬儀社から見積もりを取る方法は下記2つになります。
- 葬儀社ごとに依頼する:各社に電話やメールをして見積もりを依頼します。
- 一括見積もりサイトを利用する:一括見積もりサイトを利用し、同時に多数の葬儀社の見積もりを依頼する。
業界人の私は、一括見積もりサイトを知っている方から必ずと言っても良い程、どちらの手段が良いか聞かれます。
私自身の見解ですが、一括見積もりサイトを利用することは大変オススメします。
理由は下記3点になります。
- 有名な大手企業によって運営されており、信頼できるサービスである
- 時間や余裕のない中で進めなければいけない葬儀の準備において、手間が大幅に省くことができる
- 全国でも厳選した優良な葬儀社を紹介してくれる
尚、下記の記事では一括見積もりサイトの概要からメリット・デメリットをより詳細に記載してますので同時にご参照くださいませ。
葬儀一括見積りはオススメ?特徴や注意点、おすすめサイト等徹底紹介
既にサービスを利用すると決めておられる方は「葬儀一括見積りサイトの徹底分析とランキング3選」をご覧ください。 インターネットの普及によって葬儀社の選びかたが変わり「葬儀一括見積り」がオススメという情報 ...
4-2.オススメの葬儀一括見積もりサイト
ここではオススメの葬儀一括見積もりサイトを記載しておきます。
業界人の私が実際に利用して、比較検討しておりますので、ご安心してご利用ください。
葬儀レビ
葬儀業界の大手企業、株式会社みんれびが運営
上場済みのインターネット大手企業のニフィティ株式会社とサービス提携
提携葬儀社数は400以上
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5.まとめ
以上、家族葬の葬儀社選びの流れとコツを紹介してきました。
下記の流れを徹底して、
- 家族葬における自身の最低限の意向を固める
- 葬儀社えらびのポイントを把握する
- 複数の葬儀社から見積もりをとる
後悔のない葬儀社選びをして頂けますと幸いです。