身内だけで故人をおくる「家族葬」
そんな家族葬を行う際にバスに関して以下のような疑問・不安を感じる人もいるでしょう。
疑問・不安
- 家族葬には送迎バスってついてるの?
- 家族葬は送迎バスを使ったほうがいいの?
- 送迎バスを利用した場合どれくらいかかるの?
そこで今回は、家族葬のバスに関する情報をまとめました。
結論からいうと、家族葬の場合送迎バスを使えるかどうかは葬儀社次第です。
また、送迎バスも使えない場合でも、借りることもできます。
しかし家族葬の場合、人数が限られるので正直タクシーや自車でも対応できるケースも多いので冷静に判断をしましょう。
この記事では家族葬の送迎バスが使える場合とそうでない場合、また頼んだ場合の相場をお伝えします。
最終的にはあなたが家族葬をあげる際に送迎バスを頼めばよいか判断できるようになりますのでぜひ参考にしてみてください。
1.家族葬で送迎バスが使えるかは葬儀社次第
葬儀といえば送迎バスが使えるというイメージがあるかもしれませんが、家族葬で送迎バスが使えるかは、葬儀社次第です。
送迎バスが使えるケースと使えないケースをご紹介します。
a. 送迎バスが使えるケース
葬儀社の送迎バスが使えるのは、多くの場合、葬儀ホールへの最寄り駅が極端に遠いときです。
葬儀社が普段のサービスの一環として、送迎バスを用意していることがあります。
葬儀前の時間帯にタクシーが混雑してしまう恐れがあるためです。
b. 送迎バスが使えないケース
葬儀社の送迎バスが使えないのは、最寄駅から葬儀ホールまでがほど近い場合です。
もっとも、会葬者の人数がかなり多く、最寄り駅周辺が混雑することが見込まれる場合は、バスが出ることがあります。
しかしそれは喪主側が料金を負担して借り上げるマイクロバスであることが多いでしょう。
まして、人数の少ない家族葬で、駅からほど近い葬儀ホールまでの送迎バスが出ることは、なかなかありません。
以上のように、無料で使える送迎バスを持っている葬儀社は、最寄り駅から葬儀ホールまで距離が遠いという欠点を払しょくするためにサービスを行っているといえます。
ただ、送迎バスが使えなくても、もちろん実費でマイクロバスを借り上げることは可能です。
次章では、家族葬でマイクロバスを借りるときの相場をお伝えします。
2. 家族葬でマイクロバスを借りるときの相場
家族葬でマイクロバスを借りるときには、料金とルートをきちんと確認しましょう。
それぞれ詳しく説明します。
a. マイクロバス貸出は1台3万円~4万円
マイクロバスの貸出料は、1台、1日につき3万円から4万円で、葬儀社によって変わってきます。
家族葬であれば、よほどのことがない限り、1台で済むでしょう。
一般葬であっても、会葬者全員をバスで送ることは少なく、多くは親族用として借りるので、1台だけというケースが大半です。
b. マイクロバスが必要になるケース
マイクロバスは、火葬場への送迎で必要になるケースが多いでしょう。
ただ、家族葬の場合、火葬場まで行く人が少なく、自家用車やタクシーへの乗り合わせで済んでしまうこともありえます。
バスの貸出料は少なくない出費なので、乗り合わせで済ませられないかどうか、まずは考えましょう。
ただ、親族に足の悪い人が多い場合は、借りてしまったほうが安心でしょう。
全員がそろったことを確認してから出発できるマイクロバスなら、「まだ来ていない人がいるから、点火ができない」と火葬場であわてることがありません。
バスの有無は、葬儀の打ち合わせ時に確認を忘れがちな盲点です。思いついたらすぐに、葬儀担当者に確認しましょう。
3.まとめ
いかがでしたか。
この記事では家族葬のバスに関する情報をまとめました。
家族葬は一般的な葬儀と異なり、参列者が限られます。
よって送迎バスを利用できるかは葬儀社次第であります。
また送迎バスを利用するにもメリット・デメリットがあるのでしっかり考えた上で利用するようにしましょう。
この記事が、あなたの葬儀の準備に少しでも役に立ちますと幸いです。