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これからお墓を立てようと思っている方は、お墓の維持費がどれくらいかかるのか気になる方もいるのでないでしょうか。
そんな悩みを持っているあなたのためにこちらの記事では下記2点を記載します。
2つのポイント
- お墓を維持する上でどんな費用がかかるのか?
- 費用の相場はどれくらいなのか?
こちらの記事を読むことによって、お墓の維持費を理解することができ、安心してお墓作りを進められますので最後まで是非ご覧くださいませ。
1. お墓の維持にかかる3つの費用
この章では、お墓の維持にかかる費用の種類についてご案内します。
具体的には、次のような費用がかかります。
お墓の維持にかかる費用
- 年間管理料
- お墓参りの費用
- 墓石の修繕費用
それぞれ説明していきましょう。
1-1. 年間管理料
後継者が必要なタイプのお墓を購入したときには、年間管理料がかかります。
年間管理料は、墓地全体の整備費や、休憩施設の維持費に使われます。
一方、後継者の必要がない永代供養タイプのお墓を購入したときは、年間管理料はかかりません。
1-2. お墓参りの費用
きれいな状態のお墓を保つためには、お墓参りのたびに草抜きや墓石洗いをする必要があります。
掃除用具はホウキや雑巾など、家にあるもので済んでしまうため、大した費用はかかりません。
しかし、遠方に住んでいる場合は、お墓参りのために結構な交通費を使うことになります。
1-3. 墓石の修繕費用
墓石がひび割れてしまったり、墓石の彫刻文字が書けてしまったりした場合には、修繕費が必要です。
お墓全体が傾いたり、倒壊したりすると、大掛かりな工事が必要になることもあります。
以上、お墓の維持費の種類について解説しました。
それぞれ、どのくらいかかるものなのでしょう。次に、費用について説明します。
2. お墓の維持費の相場は?
お墓の維持費の相場は、それぞれ、以下の通りです。
2-1. 年間管理料
お墓の年間管理料は、5,000円から2万円程度です。
公営霊園の場合には、安価な所が多いでしょう。
由緒あるお寺の場合には、お付き合いの程度によって違うことがあります。
2-2. お墓参りの費用
お墓参りの費用は、イコール交通費といっても過言ではありません。
あとは雑巾、ホウキ、ろうそくや線香など、軽微な出費です。
ちなみに昨今では過疎化や少子高齢化が進み、お墓まいりに頻繁に行くことができず、お墓を更地にする「墓じまい」を選択する方が多くいます。
もし墓じまいにもご興味がありましたら下記記事をご参考にしてください。
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お墓を更地にする「墓じまい」とは?デメリットや選ばれている理由を大公開
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2-3. 墓石の修繕費用
墓石の修繕費用は、傷み具合によって違ってきます。
品質保証のある墓石であれば、10年間は修繕の必要がないと考えていいでしょう。
ただ、大地震や積雪があったときには、その限りではありません。
文字の彫刻を直す程度なら数万円で済みますが、墓石が傾いてしまうと、土台からやり直すため、数十万円の出費になることもあります。
ここで下記のような疑問を持たれる方もいると思います。
実は墓石の業界では、作業段階が不透明であったり、墓石の種類を素人では見極めることができない等の特徴から、悪質な石材店が多く存在しております。
実際に多くのトラブルが国民生活センターに報告されおります。
参照:国民生活センター
後悔しない墓石を作るために必ず優良な石材店を複数見つけた後にあなたの最適なものを選びましょう。
下記の記事で優良な石材店を複数見つける方法を紹介しておりますので是非ご参考にしてください。
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【石材店の正しい選び方】優良な石材店を複数見つる方法とその中から1つに決める際の7つのポイント
全国には15,000件以上ある石材店が存在し、そんな沢山なの中からどのように石材店を選んでいいか分からない方も多いと思います。 中には悪徳石材店を混じっており、下記のように2015年では1,455件も ...
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
こちらの記事ではお墓の維持費の内容と相場を紹介してきました。
維持費は霊園の管理費・墓まいりまでの距離・墓石の質で大きく左右されますので気をつけましょう。
ぜひこの記事をあなたのお墓作りの活動の参考にして頂けますと幸いです。