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葬儀を開く、参列するという体験は人生でも数回しかございません。
慣れることできない葬儀だからこそ、信じられないような恥ずかしい事をしてしまうことがあります。
葬儀屋の私が今までみてきた、あなたにでも起こりえる恥ずかしい事件10をまとめました。
是非ともご参考にしてください。
※あなたが実際に葬儀を開く際や参列する際に、この記事を再度確認することをオススメします。
目次
1.足が痺れて豪快に転倒
参照:bokete
最近では小規模な葬儀が人気をあつめており、自宅で葬儀を行なう事例も増えてきました。
自宅の場合、いすではなく床に座布団をひいて正座をするのが一般的です。
その際足が痺れて豪快に転倒してしまう場面を何回かみてきました。
あなたが恥ずかしいと感じるとともに、参列者も笑いをこらえなければいけません。
豪快に転倒した姿をみて笑いをこらえなければいけない参列者の方の気持ちを考え、ぜひとも注意してください。
下記に足が痺れない方法を紹介しますのでご参考にしてください。
- 座る時に膝あたまを少し離して座る
- 足首を直角にまげて、両足の先を内側に向ける
- 親指を上下に重ね合わせる
- 足の指先はなるべくお尻で座らないように、座布団の端に置くイメージ
参照:http://www.teq-lab.com/1032/
2.数珠が切れて会場中に玉が散らばる
参照:Yahoo!ブログ
葬儀に参加すると数珠を無意識に引っ張っていたり、過度にシャカシャカとこする人がいます。
もちろんそれが全ての原因ではないですが、数珠が切れて会場中に玉が散らばる光景を何度かみてきました。
糸のみになった数珠を持ち続けるつらさは、葬儀人の私たちにまで伝わってくるほどひどいものです。
対処法としては、数珠の持ち方をしっかり学んでから葬儀に参列しましょう。
数珠は引っ張るものでもなく、シャカシャカとこするものでもありません。
一般的な正しい持ち方は、左手にかけて右手に添えるようして合掌するか、両手にかけて合掌をするようにします。
3.ストッキングの色が黒ではない
参照:excite ニュース
一人だけ違うって本当にきついです。
ストッキングの色を間違える現場は良くみられます。特に大人になって初めて葬儀に参加される方に多いです。
自宅から斎場までの間、ストッキングが黒色ではなく肌色等の違う色でも違和感はございません。
ただ一旦斎場に着いた瞬間に、「あ!しまった」と思ってしまうこと間違いありません。
ストッキングの色が異なるだけで、異国に一人で飛ばされたような疎外感を感じることでしょう。
それぐらい他の参列者からの視線は集ります。
対処法としては、この記事の内容を忘れずに葬儀前日に黒のストッキングを用意することしかございません。
4.お香典の中身が空
参照:KARAメンバーブログ
「本当に!?」っと思うと思われますが、実は結構見られます。
おそらく、香典袋を購入し名前を書いた所で満足したか、奥さんなどの家族に用意してもらって、お金が入っていると勘違いしてしまう等が原因かと思います。
お香典を差し上げておいて、中身が入っていないのは、選挙演説中の公約なみの思わせぶりになってしまいます。
対処方は事前確認しかありません。
尚、あなたのお香典の金額がわからない場合は下記の記事の「2.故人との関係値毎に異なる、香典にお包みする金額」を参照ください。故人の間柄にそった金額例を記載しております。
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知らなければ恥を書く!お香典に包める費用とマナーを徹底解説
お葬式には独特なマナーやしきたりがございます。その一つにお香典があります。 そんな細かなお香典のマナーに関して下記のような悩みをお持ちの方も多いと思います。 あなたが持っているであろう悩み お香典って ...
5.靴下に穴があいている
参照:kuratame.com
お葬式が自宅であったり、本堂であったりすると靴を脱がなければいけなくなります。
そのときに靴下に穴があいていると大変恥ずかしい思いをします。
故人との貴重な最後の時間が、穴の空いた靴下のことで頭がいっぱいになってしまうでしょう。
しかも他の参列者も靴下のことに気づいてしまったら、その参列者もその事で頭がいっぱいになってしまう可能性もあります。
対処法としては下記2点につきると思います。
- 靴下に穴が空いていないか事前確認
- 日頃から穴の空いた靴下は捨てる習慣をつける
6.弔電の名前を間違えた
参照:GIFMAGAZINE
こちらの間違いもよく見られます。例えば「さいとう」でも斉藤や斎藤、齋藤、齊藤等、いろんな「さいとう」が実在します。
一旦出してしまった弔電に対しては、修正できませんし、言い訳や間違いを隠しきれませんので是非注意してください。
弔電には故人の名前を書かなければいけないのですが、故人の奥様の名前を書いてしまった人をみました。
最愛な旦那様を亡くし悲しみに浸っているときに、自身も亡くなったことにされたら、当分立ち直れなくなる可能性もあります。
それぐらい弔電の間違いには破壊力が伴いますので注意してください。
対処法は弔電の名前を何度も確認するしかありません。弔電の内容を家族や周囲の人と一緒に三回は確認しましょう。
7.携帯電話の着信音がなる
参照:Livedoor blog
こちらのトラブルもよく見られます。しかも葬儀の悲しい雰囲気の中、あなたの好みで選ばれた着信音が鳴り響きます。
スターウォーズのダースベイダーの登場シーンで有名な帝国のマーチの着信音が、喪主の挨拶の際に鳴り響いた現場にいたことがあります。
その場の凍り付いた雰囲気は今でも忘れられません。
後々小耳に挟んだのですが、奥様からの電話だったようです。奥様からの電話の着信音はずっと帝国のマーチで設定しているらしいです。
恥ずかしい思いをするのはもちろんのこと、同時にあなたの着信音のセンスを試されてしまいます。
対処法としては、電源を切るのは基本のこと、それでも不安な方は電池を外してしまうか、携帯は所持しないという徹底的な方法もございます。
8.会場を間違える
参照:Sonet blog
「座った会場が違う人の葬儀だった!」という失敗が、葬儀が同時に行なえる大きな斎場では時たま見られます。
それも間違えてお香典まで受付で渡してしまうケースもあるようです。
しかも一度はじまってしまったら、退室することも困難です。
部外者とバレずに、見ず知らずの方の最後に対して感傷に浸っている演技をする力が試されてしまいます。
対象法としては、受付の方に〜〜さんの葬儀に参列に来たと、はっきりと伝えることが重要になってきます。
9.香炉を直接手で触ってしまう
参照:株式会社ライフクリーン
お焼香は葬儀に参列する立場として緊張する瞬間ですね。
慣れていないか、緊張しすぎていたのかわからないですが、焼香の際に間違えて香炉を触ってしまった失敗をみたことがあります。
それもよほど暑かったのでしょうか、小さな声でありましたが、周りの人が聞こえるくらいに「あちっ!」と驚いてました。
その方はよく小さな声で我慢できたと思います。普通に火傷してしまいます。
対処法としては、事前にお焼香の流れを把握しておくことになります。
10.緊張のあまり挨拶等で変なことを言ってしまう
参照:Ucan
葬儀を開く立場として、特に喪主は、参列していただいた方の前で話すタイミングは何度かあります。
その際に緊張して変な事を言ってしまう方を何回もみてきました。
聞いた話で一番印象に残ったのが、火葬中の食事をいざはじめる際に
「焼きあがるまで、お食事のほうをお楽しみください」
と喪主が挨拶をしてしまったことです。
目の前に焼き魚でもあったのか、職業が料理人かどうかはわかりませんが、大変恥ずかしい思いをしたと思います。
対処法としましては、
特に喪主は葬儀では挨拶する場がたくさんあります。
その場でこなそうではなく、1つ1つの挨拶に対してメモを取っておく等の事前準備していきましょう。
まとめ
業界人として忘れられない葬儀中の10の恥ずかしい体験を紹介してきました。
私は大丈夫!と思っているあなたこそ、上記のような恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。
こちらの記事で紹介した内容を事前に確認、準備をしっかりして、恥ずかしい思いをしない、葬儀を開く、参列していきましょう。
もし葬儀のことで悩んでいるなら、葬儀依頼件数全国1位の「小さなお葬式」のコールセンターに相談することをオススメします。
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