普通の葬儀が「一般葬」、近親者のみで行うのが「家族葬」とはわかるけど、より具体的な違いをわかる人は少ないでしょう。
驚く人もいると思いますが、実は「一般葬」と「家族葬」の内容はものすごく似ており、違いは参列者の対象と数くらいです。
仮に「通夜や告別式などの儀式をたくさんやりたくない」「料金を安くしたい」などの要望から「家族葬」を選んでいるなら、やめておきましょう。
この記事ではあなたが「家族葬」と「一般葬」の違いがわかるようになり、最終的にはあなたがどの葬儀の形式を選べばいいかわかるようになりますので、参考にしてください。
「家族葬」と「一般葬」の違いを一言でまとめると
いきなり結論になりますが「家族葬」と「一般葬」の違いは、参列者の対象・人数になります。
「家族葬」は家族や親族をメインとした近親者が参列しますが、「一般葬」は知人や会社など一般の人も参列します。
なお葬儀内容は一緒で、前日に通夜、当日の告別式、火葬を行います。
「そもそも葬儀の内容・流れがわからない!」という人もいると思います。下記の記事に細かく記載してますので参考にしてみてください。
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「え?でも家族葬は費用(料金)は安くなるのでは?」と思っている人も多いでしょう。
実はそんなことはありません。
あなたも気になるであろう「家族葬」と「一般葬」の費用(料金)の考え方をみてみましょう。
「家族葬」は「一般葬」の費用(料金)は安いが出費は一緒?
下記のように「家族葬」は「一般葬」と比べて費用(料金)は安いです。
ただこの費用(料金)が安いから支払う出費が安いとは限りません。
当たり前のことを言いますが「家族葬の料金が安い=参列者が少ない」からです。
ただ参列者が少なければ少ないほど、もらえる香典も少なくなります。
いくら費用(料金)が安かったとしても、香典が少ないため出費が多くなる場合もみられます。
結婚式のお祝儀と同じ考え方です。
つきましては、「家族葬=出費が少ない」と言い切ることはできません。
この家族葬の費用(料金)に関してより詳細を知りたい人は下記の記事を参考にしてみてください。
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高い?安い?葬儀のプロが語る家族葬の相場と大手葬儀社の費用(料金)一覧
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ここまでの説明で「家族葬」と「一般葬」は、参列者の対象と人数が異なるだけで、内容や出費に関してはほぼ一緒であることがわかりました。
「で、結局どっちを選べばいいのかわからない」と思う人も多いでしょう。
そのような人のために、あなたは「家族葬」と「一般葬」のどちらを選べばいいか、メリット・デメリットを深掘りしてみました。
あなたに合うのはどっち?「家族葬」と「一般葬」のメリット・デメリット
こちらでは「家族葬」と「一般葬」の2つを比べた際の、各々のメリット・デメリットをまとめてみました。
要するに
メモ
- 家族葬:近親者のみでゆっくり故人を見送りたい人向け
- 一般葬:友人や知人を招待し盛大に故人を見送りたい人向け
のようにまとめられます。
家族葬や一般葬の詳細をより確認したい人は下記の記事を参考にしてみてください。
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いかがでしたでしょうか?こちらの記事では「家族葬」と「一般葬」の解説をしてきました。
ただ昨今では葬儀の形式が多様化しており、仮に料金(費用)が安く、また近親者のみの葬儀なら「直葬(火葬式)」や「一日葬」がおすすめです。
「結局どの葬儀の形式を選べばいいのかわからない!」という人に、下記の診断ツールを作成しました。
いくつかの質問に答えれば、あなたに合う葬儀の形式がわかりますので、是非参考にしてみてください。
- 質問1
- どちらの要望を優先してお葬式の形式を選びたいですか?